やっと陽気も暖かくなり桜も咲き始めるこの時期からワードローブに加えて頂きたいのがこのパンチングレザー。
ただでさえ0.4mmの厚さなので重さを感じさせないNew Goat Leatherですが穴を開けることで更に軽量になりました。
今シーズン注目のスポーツテイストにもコーディネイトしやすく足元はスニーカーを合わせてみても。
「PERFORATED LEATHER ZIP-UP CARDIGAN / パンチングレザージップアップカーディガン
R51-JR8011S 89,000円+税
Color
本体 : やぎ革
別布 : ポリエステル62% / レーヨン32% /ポリウレタン6%
今回の日本展では海外展示会へ持って行かなかった日本限定商品も数多くあります。
その中で人気の高いアイテムを紹介していきます。
Raw+FOUNDATION / CASHMERE TERRY / ZIP-UP HOODIE / RM53-KN0001
カシミヤの紡績技術と品質の高さで世界トップクラスの日本の東洋紡糸工業のカシミヤ糸を採用。
一見すると普通のコットンの何の変哲もないパーカーのようですが触るとみなさんびっくりしています。
なんとこのパーカーはカシミヤ100% の糸とダスリーというストレッチヤーンを一緒に編みたてて日本で作られています。
しかも組織は普通の裏毛のパーカーと同じ裏面もループ状になっていますので見た目はコットンの裏毛とほぼ同じです。
実はこれは丸編みのようなジャージー生地ではなくセーターと同じ編立てで作られています。
その為、身頃、フード、リブ、テープ、紐と編立組織と異なるゲージでそれぞれ別に作り、それを縫製して形にしているので
とても凝った作りになっています。
その為、1着分を編むのに5~6時間かかり一日1着づつしか作れません。
カシミヤ独特の優しいタッチと滑らかな風合いはまさにラグジュアリー。
なので価格は10万円台後半ですが、それでも納得していただきバイイングしていただいています。
Raw+はレザーブランドとして成長してきましたが、Raw+FOUNDATIONではレザー以外のRaw+でしか作れないオリジナリティあるものを作り続けていきます。
海外で展示会をやっているとよく「Amazing」という言葉をかけられます。
「Beautiful」も言われる頻度は高いですが、Raw+は圧倒的にみなさん口をそろえて「Amazing」と言っていただけます。
とくにNew Goat Leatherに触れた瞬間、そしてそれがレザーということに気が付いた瞬間発するケースが多いです。
目の前を素通りするつもりだったのに掛かっていた服にちょっと触って「Amazing!」
感動して着てみて更に「Amazing!!!」
そしてオーダー、というケースが圧倒的に多いのもブランドの個性なのかもしれません。
日本でも世界でもそうですが、遠目から見たらレザーとは気が付かず、近寄ってきて、初めて服に触れて「えっ!」と驚く方も多いので
ぜひRaw+の服に触れてみてください。
Oggi (小学館) 4月号 表紙
ストレッチレザーライダースジャケット&レザースカート
Marisol (集英社) 4月号 104P
Marisol (集英社) 4月号 178P
Marisol (集英社) 4月号 179P
GOLD (世界文化社) 4月号 52P
GOLD (世界文化社) 4月号 55P
Strady (宝島社) 4月号 104P
HERS (光文社) 4月号 44P
HERS (光文社) 4月号 45P
HERS (光文社) 4月号 47P
NewYorkから続いたワールドサーキットも今日で最終日。
そこで今シーズンの海外マーケットMust haveをピックアップ。
このスタイルはミリタリーの中でも定番的なドイツ軍フィールドパーカーで通称NATOパーカーとも呼ばれています。
ライナーはラビットファーと軽量のボアライナーの2種類から選択することが出来ます。
通常このスタイルはフードにファーは付かないのですが防寒性を高めるという意味でフード回りだけファーの付いたバージョンとフロントまで長くしたロングファーバージョンの2種類から選択することが出来ます。
価格は日本円で260.000円(+税)~350.000円(+税)です。
一番オーダーが入ったのは写真のファーライナー×ロングファーの350.000円(+税)のタイプが一番人気。
これはイギリス産の羊革を使用したDOUBLE FACE MOUTONでBIKER JACKET風のデザインです。
イギリス原革は大きめのラムスキンなのでビックなシルエットを作るときに良く使います。
その革をかなり贅沢に使ってオーバーサイズのバイカージャケットに仕立てました。
見た目はかなり重そうですが意外と軽いのも特徴です。
ファスナーは日本の朝日ファスナーのアルミタイプを使用してビンテージ感表現しています。
海外でも他ブランドのスタッフさんから個人オーダーが最も多く入ったスタイルです。
日本での価格は240.000円(+税)
そして今シーズン久々に復刻させたボンディングレザー。
GENTLEWOMANS JACKETと名付けた長めのロングジャケット。
表面がウールジャージーで裏側がレザーというまさにAmazingなテクニックを駆使して作られています。
レザーパーツを縫製後にウールジャージーを貼っていくテクニックはまさに工場の技術です。
一度現物を見てもらいたいです。
絶対にレザーとは思えない独特の風合いと質感はRaw+でなければ出来ません。
165.000円(+税)
Raw+オリジナルのアイディアでカシミヤセーターがライナーになったDRAPED-FRONT TRENCH COAT
ボタンやファスナーも無いラップ式のコートですが、このフロントのヒラヒラ感がレザーを感じさせないエレガンスな印象に。
ウエストを止める紐の先にはタッセルを付けてクラシカルなイメージにしています。
ファーは前シーズンまではラクーンで作っていましたが今季から更にグレード感をあげてブルーフォックスを採用。
ふわっふわのボリューム感と肌触りが気持ちいいです。
カシミヤセーターもRaw+ならではのミンク加工というカシミヤの毛を染色と乾燥工程で毛羽立たせる加工を入れているので軽いのに暖かさは抜群です。
色はベージュ系のMINKとDARK NAVYの2色展開で290.000円(+税)
これら以外にも多くのMust haveが生まれましたが、来週からはTOKYOでの展示会がスタートします。
帰国したら日本限定のアイテムやジャージーラインのRaw+FOUNDATIONも加わり更に商品ラインナップが充実します。
TRANOI3日目は新しい出会いがありました。
彼はイギリス人デザイナーKarl Donoghue氏
手がけるブランド「KARL DONOGHUE / カール・ドノヒュー」はRaw+と同様にレザーを扱うブランド。
彼のデザインは素材の良さにこだわり、レザーそのもののカタチや風合いを生かしたデザインが特徴でそのスタイルはKARL DONOGHUE ならではのオリジナリティあるクリエーションが世界的にも認められているレザーウェアの先駆者で日本でも多くのファンがいます。
今回、彼のブランドもTRANOIに出展していた関係で知り合い、初めてRaw+のNew Goat Leatherを見てもらいました。
同じレザーを得意とするブランドですが、素材そのものの良さを最大に生かすKARL DONOGHUE と、レザーに新しいアイディアをプラスして作られるRaw+とは同じレザーでも表現やデザイン方法が異なるのでお互い違ったスタイルの展開をしています。
Karl Donoghue氏とRaw+のCreative directorの1人Ryuichiro Shimazaki
何か今後お互いの得意分野を生かした新しいクリエーションが出来たら良いと思います。
TRANOI展2日目も既存のショップのバイヤーを中心にアポイントを取っていたバイヤーが来展。
どのショップのバイヤーも真剣な眼差しで商品をセレクションしていました。
今回のParis出張は1月に起きた襲撃テロ事件の影響もあり、多くのバイヤーが出張を取り止めた為、来場者数がいつもに比べて少ない印象。
日本の某バイヤーチームもいつも十数人でバイイングに来ていたのですが今回はたったの3名しか出張の許可が降りなかったと聞き、やはりテロ事件の影響が今になって多大な影響を及ぼしているようです。
日本人バイヤーをあてにしていた現地のブランドのスタッフも今回日本からのオーダーが無くて困った、、、とぼやいていました。
とはいえTRANOI展はParisで開催されるファッション展示会の中では最も注目度の高い展示会。
全世界から目利きのバイヤーが来場するのでRaw+としてもこの機会で新たな展開ショップを拡大しなければなりません。
幸いにもブースの位置が目立つBARの近くだったことや、テーブルとイスもやめてカウンターテーブルだけにして立って接客を行った事で活気ある感じにした事やライティングも多目に入れて明るめの環境にしてクリーンに見せた事が他のブースとの差別化となって注目度も高かったように感じます。
結果的にアジア、欧州、中東、北米の展開先が新規で十数件契約が出来たこと、既存のショップが引き続きバイイングに来てくれたことは2010年からTRANOI展に毎回連続で出展している結果だと思っています。
ここ数シーズン継続してバイイングしてる香港のTHE SWANKからもチョコレートを頂く。
今日のParsは快晴。極寒のNewYorkとはうって変わって気温も日本と同じくらいなのでとても過ごしやすいです。
今回Raw+の展示会はルーブル美術館の地下にあるCarrousel du Louvreという場所で開催されています。
なので展示会場に入ってしまったら気持ちいい外の感じをなかなか体験できないのが難点ですが、秋冬の商談がメインなのでそこは我慢ですね。
初日からRaw+のブースにはバイヤーが多く立ち寄っていただきお客様の対応もスタッフ総出で行っています。
とても良い傾向なのは既存のお客様が継続してバイイングしていただけること。
ヨーロッパのお客様は仕入れた商品が売れなかったら絶対に続けて買ってはくれません。
なので継続してバイイングしてくれるというのは売れたという事でもありとても嬉しいです。
またParisとNewYorkではトレンドの違いもありNewYorkよりエレガンス寄りのデザインのものが特に人気が高いように感じました。
とくに今回評価が高かったのはRaw+のオリジナルアイディアのカシミヤセーターをライナーにしたシリーズ。
やはりこのシリーズはRaw+ならではのアイディアとして認知されてきていると感じました。
私たちのオリジナルのアイディアが世界でも認められるというのはとてもうれしいです。
Raw+2015-16 Fall & Winter Paris Exhibitionとしていよいよ明日、Paris TRANOI FEMME展が開幕。
場所はいつものCarrousel du Louvre でRaw+のブースNo.はL42です。
NYでの展示会も最終日
今回は日程が他の展示会スケジュールより遅かったためか今回のCoterieは全体的に客足が悪かったように思えます。
ただ、そんな中も最終日にRaw+を目指してきてくれるバイヤーが多く、午後からは駆け込みでバタバタとお客様が絶え間なく来て頂き、試着も多く、最終日ながら客足は良かったように思えました。
今回はRaw+としてファーやムートン物のラインナップを多くしたのが功を奏し、アメリカでの販売が難しいとされてきた素材でしたが多くのバイヤーから評価を頂きました。
特にこのムートンライダースは見た目よりも軽く、しかもビックなシルエットが好評で多くのバイヤーからのオーダーを頂きました。
日本からファーやムートンを出荷すると関税や輸入の際の提出書類が煩雑で価格的にも難しいとされてきましたが、ここ何年かで確立したRaw+ならではの物流システムで生産地からのFTAを使い、関税がかからない方法でスムーズに現地配送することが可能となったため、価格面でもメリットを感じてもらえるプライスラインで提供することが出来ました。
この後はParisに飛び、3月6日からはTRANOI FEMME展が待っています。
秋冬物はヨーロッパの方がバイヤーも多いのでCoterie以上にRaw+のブースに多くのバイヤーが来展されることを期待しております。